こんにちは。chameです。
本日は、就活を行う時にみなし残業(固定残業代)を起用している企業は避けるべき理由について語って行こうと思います。
特にブラック企業に絶対捕まりたくない!残業したくない!という方に見て欲しいです。
みなし残業(固定残業代)とは
みなし残業(固定残業代)とは「企業が従業員に支払う給与の計算根拠となる労働時間に、あらかじめ含まれている一定時間の残業(時間外労働)のこと」と定義づけられています。
企業にとっては残業代を1分単位で1人ずつ計算をする手間が省けるし、労働者にとっても残業をせずに固定残業代が毎月もらえたらお得なんじゃない・・・!?と思うかもしれません。
しかし、そんな美味しい話はなかなかないです。
みなし残業(固定残業代)の時間に注目
みなし残業(固定残業代)制度の時間は45時間までと決められています。
45時間を超える場合は違法となりますので、求人票の給料欄をしっかり確認する必要があります。
例:基本給250,000※みなし残業(固定残業代)を45時間分(65,550円)含む。超過分は別途支給。
↑みなし残業(固定残業代)を起用している企業の求人票は大体このような表記があります。これは基本給250,000円に固定残業代が65,550円含まれているという話になるので、実際の基本給は190,000円ほどになってしまうのです・・・。(ボーナスがある場合もこの基本給190,000円ベースで計算されます)
時間が多ければ多いほどブラック率UP
私が新入社員として働いていた会社もみなし残業(固定残業代)45時間超過分は別途支給を起用していた会社でした。
そちらの会社では給与明細を見ると固定残業代は職能手当・技能手当として半分ずつ振り分けられており、基本給は180,000ほどで設定されておりました。そして、勤怠の管理などあってないようなもので超過分を支払われることは一度もありませんでした。時給換算すると650円ほどで働かされていたので3ヶ月くらいで辞めました。笑(都内で)
このように時給換算すると最低賃金を下回っていることがザラにあるので、正社員とは・・・?と考えさせられるようになりました。
基本的に、求人票に記載がある基本給ー固定残業代=実際の基本給と考えておくといいです。
1~10時間以内であれば、残業がほぼないかもしくは時間通りの可能性が高いですがそれ以上の時間の記載がある場合は要注意です。
勤怠を切ってサービス残業をするパターンもしくは家でタダ働きをしなければいけないパターンが出現します。超過分が支払われることはほぼないと思った方がいいです。絶対にブラック企業に入りたくない人・残業をしたくない人は、みなし残業(固定残業代)の記載がある企業には注意しましょう。
まとめ
以上、みなし残業(固定残業代)を起用している企業は要注意だと解説しました。時間が1-10時間程度なら許容範囲ではありますが、それ以上になっている場合はかなり危険です。
特にワークライフバランスを重視して働きたい場合は、このような企業に入社すると求人票と内容が違っていたりして後々後悔することになります。
自分の身を守るためにも、働く環境はしっかりと吟味していく必要性があります。
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